持てる建築の知識・技術のすべてを、積極的に地域のまちづくりに役立てます。
「まち」とは、さまざまな建築物の集合体です。魅力あるまちづくりには、建築家の持つ専門知識・技術が欠かせません。エイプラス・デザインでは、愛する水戸のまちに活気を取り戻し、より快適で暮らしやすいまちづくりを実現するため、スタッフの持てる知識・技術を積極的に提供しています。
将来的には、水戸で培ったノウハウを活かし、つくばをはじめ他の地域のまちづくりのお手伝いもできればと考えています。
水戸商工会議所「まちなかしっかリデザイン」
水戸商工会議所では、「水戸市民が考える将来の水戸のビジョン」をまとめる活動を行っています。名付けて「まちなかしっかリデザイン」。若者から子育て中のお母さん、お年寄り、商店主など、さまざまな市民の意見を約2年かけてヒアリングし、その内容をまちのビジョンとして集約していくという活動です。 記念すべき第1回のヒアリングに、講師としてエイプラス・デザインの佐藤が招かれたことをきっかけに、以降、委員会のアドバイザーとして計画策定のお手伝いを続けています。
「あーだっぺ こーだっぺ そーだっぺ どーだっぺ水戸?!」
2011年の東日本大震災により大きく被災した水戸市役所について、被災後、建て替えに関するさまざまな噂が持ち上がりました。現地建替え案や上市移転案など、意見が交錯する中、エイプラス・デザインでは佐藤を中心に、単に市役所の移転先を考えるだけでなく、将来の水戸をどのように考え、デザインするかという観点から、わかりやすい言葉と図を用いて提言にまとめ、発表しました。この内容に多くの人が関心を寄せてくださり、新聞にも取り上げられました。
まちづくり100年委員会「泉町北地区再開発に対する提言」
京成百貨店移転後の跡地である「泉町北地区」の望ましい活用法について、周辺の住民や商店主が集まり検討しました。そこでまとまった意見やアイデアを、エイプラス・デザインの佐藤が建築家としての立場から、具体的な絵(イラスト)として完成させ、提言にまとめて発表したところ、大きな反響をよび、新聞やテレビでも取り上げられることとなりました。結果、提言の内容を市長に直接説明する機会も得ることができました。
映画「桜田門外ノ変」オープンロケセットの設計
「水戸藩開藩四百年」を記念し、水戸市民・茨城県民による企画・製作で作られた映画「桜田門外ノ変」(2010年10月公開)。オープンロケセットを水戸市の千波湖畔に作ることとなり、その設計と取りまとめをエイプラス・デザインが担当しました。ほぼボランティアとしての参加になりましたが、セットが無事に完成し、滞りなく映画を撮影することができて安堵しました。撮影終了後も、オープンセットは2013年3月まで一般公開され、多くの観光客が訪れてくださいました。
「上市朝会」「水戸BBB(バー・バル・バール)」「水戸まちなかフェスティバル」などへの参加
有志が集まって、水戸のまちについて語り合う「上市朝会」に継続的に参加し、そこで企画された「水戸BBB(バー・バル・バール)」の立ち上げに関わりました。すっかり定着した人気イベントとなった今では、運営側からただの呑兵衛へと立場を変えながら参加を続けています(笑)。
同じく近年の人気イベントとなっている「水戸まちなかフェスティバル」についても、立ち上げ段階から参加しています。「まちなかフェス」では、日本建築家協会に働きかけ、「水戸のまちをつくっちゃおう」というブースを企画し運営しています。第1回から親子連れを中心に大変な好評を得て、第2回、第3回と継続参加しています。