

一昨年の冬のある日、久しぶりに旧友の堀さんから連絡がありました。水戸の中心地を再活性化させる「水戸ど真ん中再生プロジェクト」というのを始めるから、参加しろとのことでした。
メンバーは水戸で活動する人たち、水戸出身で全国で活躍する人たち、そして、水戸に投資をしてれそうな人たちといった構成で、水戸市長も参加して活発に議論を交わしていました。
そして、その会議をきっかけに、永らく空き地だった南町の旧ユニー跡に、「水戸・まちなか・にぎわい広場(通称M-SPO)」をつくるプロジェクトが始まりました。
実は、この土地は、ずっとは借りられないのですが、5年間という期限付きならという条件で、お借りすることができました。
5年という短期間で、ビジネスとして成立して、かつ街中ににぎわいをもたらすものは何かと考えた結果、地元のプロバスケットチームである茨城ロボッツを中心にアリーナとカフェ、スタジオなどを作ることにしました。
カフェは大阪本社のバルニバービさんが茨城初出店し、広場やトイレは水戸市にご協力いただくなど、ど真ん中プロジェクトの面々が力を集結しながら、全体をまとめていきました。
9月23日にまちびらきが行われ、カフェもオープンして、水戸のど真ん中に新たな風景が出現しました。
スポーツを基軸にした今までにない魅力が、街中に創出できたのではないかと思います。ここから水戸の街中がどんどん元気になってくれたらいいなぁと、思っています。